名無し名人の題名のないブログ

プロフィール

Author:名無し名人
新人詰将棋作家(自称)による詰将棋のブログ

【自己紹介】
ニックネーム:名無し名人
生年月日:1995年3月2日
住所:大阪府柏原市
職業:高校生
趣味:詰将棋、囲碁、インターネット、アニメ鑑賞など

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将棋世界初入選 2012年5月号詰将棋サロン



   36香、35桂合、同香、34角、33銀、23玉、34角成、13玉、
(A)24角、14玉、26桂、同龍、13角成、同玉、24馬迄15手。


初手36香はまず打ってみるところ。
これに対して普通に34歩合などでは、43銀、33玉、34銀成以下簡単に詰むので、34角の移動合は容易でしょう。
しかし単に34角は、33銀、23玉、34角成、13玉、35角以下駒余りで詰んでしまいます。
つまり、その前に中合で35角を防いでおくのが軽い伏線手でした。
歩合は(A)で14歩が打てるので、桂合が最善となります。
以下は桂を入手したので24角~26桂~13角成の収束が実現します。

本作は創作初期のもので、初めて作った中合作品だったはずです。
最初から中合を意図して作ったのではなく、作図の過程で35桂合の発見に至りしました。
収束で必要な25桂が初手を限定打にしているあたりはうまくまとまったと思っています。
なお、最初の投稿図には変長があり、本図は一度返送されたものを修正再投稿したものです(手順は全く同じ)。
いかんせん創作初期の作なので、簡単な変長を見落としていました。
返送下さった村田先生に感謝します。

詰パラ入選4回 2012年2月号大学



(A)47馬(イ)36銀合、同馬、同香、24銀、15玉、35飛、25角合、
   26金、24玉、25金、23玉、34金、32玉、23角、22玉、
   41角成、28龍、23金、同龍、21桂成、同玉、31飛成、12玉、
   23馬、同玉(B)22飛、14玉、34龍、15玉、25龍迄31手。

(イ)36歩合は24金、15玉、25飛、16玉、38馬以下。
(イ)36香打合は同馬、同香、16香、同龍、24金以下。
(A)34飛は24歩合以下逃れ。
(B)21飛でも良い非限定。

誤解0 無解2 A25 B20 C1 平均2.52


盤面9枚のまずまずの好形から31手の長丁場。
これといった狙いが無いので大学としては物足りない感は否めないですが、2回の限定合など適度に好手が入り、水準には達していると思います。
作者は収束部の41角成~23金~21桂成の部分がお気に入りです。
予想通り最下位でしたが、平均点2.52は思っていたより高い点数でした。

さて本作、最初はこのようになっていました(下図)。

2012-05-06a.png

作意手順は58馬、47飛成、同馬以下発表図と同じ。
しかし58馬に25歩合とされると不詰で、これをうっかりしていました。
この不詰を解消するには収束を根本的に変える必要がありそうなので、頭2手を断念して発表図に至りました。
しかし47飛成の移動合も捨て難く、ここから派生したのが下図です。

詰パラ2011年8月号新人コンクール


筆者の記念すべき初入選作。
実はなんと、この2作は姉妹作だったのです。
(イ)36香打合の変化を確認していただければ、名残が残っていることがお分かりでしょう。

詰パラ入選3回 2012年1月号高等学校



45歩、34玉、94龍、84角、同龍、64角、同龍、54歩合、
61角、同龍、43角、同桂、54龍、同銀、35歩、同桂、
25銀迄17手。

誤解3 無解9 A53 B31 C2 平均2.59


2枚の角の移動合が狙いです。
最初の移動合は打歩詰誘致の為の取歩駒消去、2度目の移動合は龍を43の地点に利かす為で、意味が全く異なります。
作者としては収束で手順前後が成立しないところが自慢で、入手した角を2枚共捨てる手順もうまくまとまったと思っています。

悩んだところはあまりに平凡すぎる初手を入れるか否かで、初手を省けば不動玉になりますが、
①初手を省けば盤面配置が1枚増え、更に形が悪くなる
②冴えない配置の「55桂」にもうひと働きさせたい(2手目54玉を詰ます為に必要)
③いきなり狙いの部分に入るのが嫌
などの理由で入れることにしました。

本作の最大の欠点は、盤面の駒数が多すぎる点です。
特に歩合回避の為だけの37歩、85歩が不満ですね。
作っている時は構想実現の為には歩合回避の配置は絶対だと思い込んでいました。


さて、この手の構想で記憶に新しい傑作といえばこの作品でしょう。

若島正氏作 第9回詰将棋解答選手権チャンピオン戦4番


2枚の馬の移動合。
移動合の意味は打歩詰誘致で、これは拙作の最初の移動合に該当します。
この作品は更にと金の移動合(馬移動合と同じ原理)まで入り、収束は不成入りで、完璧な手順です。
しかも歩合回避の配置駒は無く、駒の効率の良さは拙作とは比べものになりません。
これはまさしく傑作でしょう。

詰将棋パラダイス2012年5月号



今回もパラッと読んでみた感想(詰パラだけに)。

【表紙詰将棋】
解後感が非常に良い好作でした。
それにしても初入選から5年で80回近く入選するなんてすごすぎですね。
ところで初入選から同人入りまでの最速記録は何年でしょうか?

【ヤング・デ・詰将棋】
自作が採用されました。
課題発表の時に「好形を優先」と記載されていたので、形を意識して軽く作りました。
双玉らしさは控えめで、無防備図式だけが取り柄のようなものです。

2012-05-01a.png

【中学校】
中23,まさかこれが入選するとは。
自己評価では入選基準に達していないと思っており、落選覚悟で投稿したものです。
投稿から4ヶ月であっさり採用されるとは望外の喜びです。

2012-05-01b.png

【記録に挑戦!】
2012年の年賀詰。
1位の橋本氏作は面白い趣向ですね。
これは全駒煙のバージョンを見てみたいです。
ちなみに自作は6位でした。
5位と一票差だったので少し残念。
ちなみに個人的に一押しは12位の馬詰氏作です。
初形曲詰で煙るのはすごいと思ったのですが、どういうわけかあまり評価されなかったですね。

【推理将棋】
このコーナーは全く興味が無かったのですが、147中村氏作のシンプルさに惹かれて解いてみました。
推理将棋も結構面白いですね。

【ヤン詰年間解答成績】
天野邪空さんは予知能力者ですか!?

【結果発表】
ヤン詰②,保2,保5,幼4,小8,中8で短評採用。
今思えば幾つか的外れなこと書いてますね。
自作(高4,大4)については後日。

【詰将棋デパート】
自作が入選しました。
自分らしさがよく出た作だと思っています。
難易度はかなり易しいはずです。

2012-05-01c.png

同一作

2012-04-28a.png

図は中筋俊裕氏作(詰パラ2011年9月号高校)ですが、この作品には同一作がありました。
堀内和雄氏作(近代将棋1985年5月号)です。

参照
近代将棋詰将棋鑑賞室詰め将棋の部屋


お詫びと訂正

中筋氏作は43角ではなく43馬でした。
なので、厳密には同一作ではありません。
完全に筆者の確認ミスです。
深くお詫び申し上げ、訂正いたします。
申し訳ございませんでした。

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